なんと!あの元イタリア代表キャプテンが広州恒大入り?
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「カンナバーロが中国でリッピをサポートか」
こんなタイトルがイタリアメディアで報じられた。リッピ監督が指揮を執る広州恒大のコーチ陣にカンナバーロが入閣する可能性があるという。
カンナバーロといえば、現役時代、イタリアの「カテナチオ」を代表するような世界トップクラスのCBだった。イタリア代表でキャプテンとして出場した2006年ドイツW杯ではイタリア代表を優勝に導いたほか、イタリアサッカーMVP、UEFAベストイレブンやFIFA最優秀選手賞にも選ばれるなど輝かしい功績を残した名プレーヤーだ。
2011年をもって現役を引退したカンナバーロは、最後にプレーしたクラブであるアル・アハリでアンバサダーを務めていた。そのカンナバーロがこの度、広州恒大に入閣する可能性があるというのだ。
もちろん、事実とすれば、それはリッピ監督が引っ張っているのだろう。イタリア代表で監督&選手として世界を制した二人が、今度は中国で監督&コーチとしてコンビを復活させるか。広州とリッピの関係は良好なようで、広州サッカーのイタリア化にさらに拍車がかかりそうだ。
さて。この報道の真偽や、いかに。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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