香川のドルトムント復帰に中国サッカーファンはどんな反応?
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香川、ドルトムントに復帰…
中国でも日本と同じタイミングでニュースが流れた。このニュースに、中国のサッカーファンはどんな反応を示したか。中国最大のポータルサイト「新浪」の書き込みからいくつか抜粋してみよう。
まず多かったのは、「ロイスはどうなる?」という類の書き込みであった。香川本人のことより、むしろ香川加入でドルトムントが、特にロイスの去就にどう影響するのかが気になる風であった。
次に多かったのは、マンチェスター時代の不遇から解放されたことへの祝福だ。
このあたりは日本と同じ反応で、
「マンUでベンチにいるくらいなら、ドルトムントに移籍して正解だ」
「マンUでの飼い殺しから、ついに解放されたね」
「これでCLも出れるし。ベンチウォーマーよりも数段いい」
といったもの。
また、祝福する声も多い。
「おかえり」(日本語で)
「輝きを放った舞台へまた戻ってきた」
「おめでとう!」
「大好きな選手。本当によかった(涙)」
など。
さらに、
「元々マンUに行くべきじゃなかった」
「マンUに行ったのが間違い。でなきゃ、今頃バイエルンがこんなにずば抜けてなかった…」
とマンUへ行ったことへの感想も見られた。
ともあれ、日本だけでなくアジアを代表するスター選手である香川。
ぜひとも中国人サッカーファンにも、ドルトムントで輝く姿を見せてあげてほしい。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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