中国の一強時代を象徴するお祭り騒ぎ勃発
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中超は広州恒大の一強時代。
それは知っていたが、まさか他チームがここまでそれを意識していたとは…こればかりは予想外だ。
先日の記事で長春が広州を破って優勝したかのお祭り騒ぎと書いたが、
試合後に「斬頭羊破」と痛烈アピール
中超ではこれだけではおさまらなかった。
なんと、9チームものクラブが広州を破った長春に祝電を送ったというのだ。
嘘のようで本当の話。
9クラブの中には、北京、山東、江蘇など、ACLに出場する強豪クラブも含まれている。
例えるのが難しいが、スペインでいえば、バルセロナを破ったオサスナにレアルやアトレチコはじめ9クラブが祝電を送る、という感じか。もしくは、バイエルンを破ったニュルンベルクにドルトムントやシャルケが祝電を送るといったところか。
いずれにしろ、こうした珍事件が起こるのも中国といったところだ。
なお、これに関して広州からは何のコメントも出ていない。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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