日本人監督が幸先の良いスタート大連
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「初陣飾る」
「幸先の良いスタート」
大連の勝利を伝えるページには、同時に日本人指揮官への称賛も書かれていた。
倉田安治監督。
読売クラブで現役を終えている。
2010年にJのFC岐阜の監督に就任。
その後、2012年に中超大連のサテライトチームの監督に就任。
今期、同クラブのトップチーム監督に就任した。
岡田武史監督との知名度の違いから、中国国内でもそれほど話題になっていないが、岡田監督が中国を去ってからも、中国で指揮を執る日本人監督がいるというのは、中国サッカー界にとっては幸いなことだ。
倉田監督が初陣を飾ったのは中超第15節。
ワールドカップが終了し、中超が再開された最初の試合だ。
対戦相手は上海申鑫。21で勝利した。
大連は中超の中でも伝統あるクラブだ。しかし、ここ数年は中順位に停滞している。現在も16チーム中11位。果たして、ここから巻き返せるか。それとも悪夢の降格か…
日本人指揮官の今後に注目だ。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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