サッカー協会がついに現場介入!?ザックに要求突きつける
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※小松英之による日本代表23名の解説を音声で聞く
「練習していないプレーですから。違う策で行くべきと言いました」
日本サッカー協会の原専務理事のコメントだ。
練習sていないプレーというのは、コートジボワール、ギリシャ、両戦で見せた試合終盤のパワープレーのことだ。
日本サッカー協会は基本的に監督にすべてを委ねる姿勢でこれまでやってきた。
国の中では、サッカー協会が現場に介入して、監督にあれこれ指示をするとこともある(中国とか)。
だが、日本はそういう姿勢ではない。一度契約して任せたのだから、基本的には監督を信頼して、監督に一任するのだ。
それが、原理事がここまで強くいうということは、サッカー協会もよほど見るに見かねたのであろう。
いろいろな記事でも見られるように、確かに不可解だ。
ハーフナー、豊田を招集しなかったのは、つまりは高さを捨てたから。パワープレーを放棄したから。
ザック自身も「たくさん試合を視察してきたが、日本にパワープレーの文化はない」と断言していた。
なのに、ここへきて、選手も十分ではないのに(吉田のみ)、それでもパワープレーを仕掛けるのだから、協会も一言言いたくなったのであろう。
ともあれ、一言いうためのアドバイスではない。
勝つためだ。
すべては、このまま終わらないためだ。
コロンビア戦はそういう意味で、可能性の低いグループリーグ突破への望みをつなぐ試合以上に、日本代表として、しっかりとしたサッカーをすること。自分たちのサッカーを出すこと。悔いなくプレーすること。そして、勝利すること。
そのための大事な一戦としてほしい。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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