ドルトムントの「パパ」が語る日本戦の注意点とは?
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1、卓越したテクニック
2、人生をかけているかのごとき全力プレー
3、戦術理解度の高さ
ドルトムントのDFでギリシャ代表のソクラティス・パパスタソプロスが日本について語り、上記3つを挙げて日本を警戒した。
そして、警戒すべき選手としては「今でもサポーターの間で語り草になっている」という香川の名前を挙げつつ、「だからといって香川だけを警戒していたらギリシャは痛い目にあう」と話し、あくまでチーム全体として日本を警戒していると語った。
パパスタソプロスにとっての日本はチームとして恐いという印象のようだ。それは、個人技が特長の南米コロンビア、身体能力で秀でるアフリカのコートジボワール、そしてフィジカルと高さを武器とする自国という構成のグループ中で、日本のチームワークが際立っているからだろう。
ザック監督はグループリーグの中でギリシャが一番汲みにくい相手であると語っていた。しかし、同時に日本がこれまでやってきたチームプレーを発揮できれば勝利できる、とも。素早いパス回しとチームが連動して動く規律。この二つがギリシャを破るポイントになりそうだ。
もちろん、ギリシャもそれを警戒している。
それだけに、警戒していても、それでも止められないという高い精度が日本には必要だ。それを事前合宿とコートジボワール戦でどれだけ発揮できるか。
日本には堅守のギリシャゴールをこじ開けて、勝利してほしい。
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筆:小松英之 ツイッターはこちら
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている%color(red){「中超」}に統一いたします。%color(red){「中超」}は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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