的確な補強で価値ある勝利
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しかも、フォルランが出場した上での勝利。これは価値がある。
今季から山東が補強したラブが2得点の活躍。だが、守ってもフォルラン（後半15分までプレー）擁するC大阪の攻撃陣（柿谷は後半からの出場であったが）を彼らのホームで1点に抑えた。
Cリーグは昨季の王者である広州以外には目立った活躍をできていないここ数年のACL。だが、今季は先月の試合で北京が広島相手にアウェイで引き分けという結果を引き出し、今回は上記のように山東がアウェイでJクラブから勝利をもぎとるなど、好成績を期待できるスタートとなっている。
CクラブはJとKどちらかのクラブから勝ち点を積み重ねなければ、決勝トーナメントには進めない。それがこれまでも大きな壁として立ちはだかってきた。今季はかなりいいスタートを見せている。
広州以外の3チーム、つまり、北京、山東、そして貴州。
この3チームの躍進に注目すると同時に、当然、チャンピオンの広州にも注目したい。明日は横浜に乗り込んでのFマリノス戦。
C王者、そしてアジア王者の強さをいかんなく発揮してくれ！
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小松英之（こまつひでゆき）
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業（当時）や清水東、東海第一（当時）、静岡学園などの試合を見て育つ。Ｊでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア：マンＵ（香川在籍時）、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ：バルセロナ
セリエ：ユベントス、ローマ。
ブンデス：ニュルンベルク（長谷部、清武在籍時）、ハンブルガーSV
【中国Ｃリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
０８年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
０９年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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