早速本田に辛口「本田はカカやロビーニョのコピー」
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長友のアドバイス通り!?
さっそくイタリアメディアの辛口が本田に対して向けられている。
とある放送局の解説者は「(本田は)カカーやロビーニョのコピーにしかならない。そんな選手を補強する必要があったのか」とまでこき下ろした。
その他メディアでも、
「チャンスを作れない」
「ゴールに向かうダイレクトなプレーが少ない」
など、10で辛勝したベローナ戦での評価は低かった。
もっとも、これは本田やチームにとって織り込み済み。
いいときは持ち上げ、悪い時は徹してこき下ろす。これがイタリアのサッカーメディアの特徴だ。
ただ、本田が普通でないのは、あれだけの注目を浴びて入団したこと、(イタリアから見ればサッカー途上国の)日本人であること、またミランの10番であることなどだ。そのため、デビュー以来の3試合で3人の監督のもとでプレーした、戦術理解、チームメートとの連携など、至極まっとうな「仕方ない」と思える理由もすっ飛ばされて、ダイレクトに辛口批評が出ることだ。
本田自身も「まだまだ」と語るように、本当の勝負はこれから。
周囲の雑音に惑わされることなく、しっかりじっくり、結果を出していってほしい。
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筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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