本田とセードルフにミランは「お祭り」騒ぎ!?
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ついに新監督がチームに合流した。
ミラニスタにとっては監督というよりも、まだまだ選手のイメージが強いかもしれない。
セードルフがチームに合流。本田も言葉を交わしたようだ。
リーグで2ケタ順位と低迷するミラン。フロントは大規模な改革に踏み切った。結果論にはなるが、本田の加入もタイミング的に良かったのではないか。メディアで大々的に発表できる選手の加入、そして監督の交代、しかも新監督はミランで長くプレーしたファンからも愛される人物。選手、監督と両面から改革を行った。チーム再生に向けての明確なメッセージだ。
あるメディアは本田とセードルフのほぼ同時の加入に「まるでお祭り」とまで表現していたが、二人とも、もちろん「これから」。特にセードルフに関しては、監督経験がなく、つい昨日まで選手としてプレーしていた。もちろん、監督経験がないからダメということではないが、ミランというビッグクラブを、しかも低迷しているチームを立て直すという任務に、果たして経験なしの監督がどう立ち向かうのかは注目だ。
現に、ファン・バステンは、「もっと経験のある指揮官を招聘するべき」とコメントしているし、フリットは「監督としての経験がまったくないから、自身の存在価値をすぐに証明する必要がある」とコメント。いずれも、監督経験なしの人物にいきなりビッグクラブの立て直しを任せたことに不安を隠さない。
まるでお祭りのような勢いで、本田とセードルフが名門ミランを立て直せるか。
注目だ。
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筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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