デビュー果たすも守備が…
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リードされた状態で投入されたミラン本田。
ある意味では、お膳立てができていた!?
本田の投入後に逆転。しかも、それが本田のゴールで逆転、ならなおのこと…しかし、そんなに甘くはなかった。
たとえ昇格組のサッスオロとはいえ、4点も取られてしまっては勝つのは難しい。自分が出場するまでの間、本田はどんな気持ちで戦況を見ていたのだろうか。
コーナーキック、そしてフリーキックと、いきなり任されたり、ポスト直撃のシュートを放ったり。デビュー戦にしては上出来だし、注目度が高いだけに、名門ミランでいきなりこれだけの仕事を途中出場ながらこなしたのはすごいことだ。しかし、サッスオロに4失点して負けたというチームの事実のほうが重大だ。
本田には今の停滞するチームを立て直す役割も期待されている。
デビューで途中出場だから、今回は評価は難しい。
しかし、今後、先発してレギュラーに定着するようだと、いよいよ世間もメディアも本格的に本田への批評が始まる。
本田デビューはうれしいけれど、チームの守備がぼろぼろすぎて、いやはや…なんとも言えないデビュー戦だった。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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