香川起用への後押しになるか?ファギー自伝
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「シンジは頭が切れる」
「スコールズの後継者の一人として獲得した」
27年間の長きに渡ってマンUを率いてきたファーガソン監督が自伝を出版。その中で、香川について上記のように触れているという。
さらに、出版会見においても、「シーズンが進むにつれて出場機会は増えるだろう」と語っている。
また、マンUのOBであるギャリー・ネビルはメディアのインタビューに答えて、「今のチームには中盤のスピードが足りない」と語っている。
これら、チームに影響力のある人たちの発言が香川起用への後押しになるといい。結果が出ていれば、誰も監督やチームに対して意見を言わないが、ここまでマンUはリーグ戦8試合でたったの3勝しかしていない。こうなると、監督やチームも「世論」に対応せざるを得なくなる。
ファーガソン監督の言葉通り、シーズンが進むにつれて、香川の出番が増えてくることを信じたい。
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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