欧州プレーオフを戦う国々にびっくり
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ウクライナvsフランス
W杯ブラジル大会の欧州予選ではプレーオフの対戦カードが決まった。
上記8チームが残る4枠を賭けて戦うこととなった。
セルビア、そしてベラルーシから親善試合で1得点もあげることができなかった日本。そんな日本はアジア予選を断トツで勝ち抜いた。
(勝ち点:日本17 豪州13 以下の3チームはすべて10以下)
一方、欧州では、ポルトガルにフランス、クロアチア、スウェーデン、ウクライナにギリシャ…プレーオフでこの面々である。ちなみに、予選通過をすでに決めている国々は、ベルギー、イタリア、ドイツ、オランダ、スイス、ロシア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イングランド、スペインである。
開催国ブラジルは予選は免除。
その他、アルゼンチン、コロンビア、チリ、エクアドルが出場を決めている。
世界のサッカーが欧州と南米中心であることは論を待たないが、こうしてみると、やはりアジア、そして日本の「現在地」をうかがい知ることができる。
10月の2連戦で、たとえ結果が今回と同じ2連敗であっても、ゴールを奪っての2連敗であれば、まだ今よりはポジティブになれたであろう。何度も指摘しているように、無得点で終わったことこそが一番の問題である。ただ、本番は来年の6月。前回大会の岡田ジャパンのように、そこで結果を出せばいいのだから、希望は捨てまい。
欧州はどこがプレーオフを勝ち抜いてくるか。
フランス、もしくはポルトガルの「まさか」が起こらないとは限らない。
また、ウルグアイは順調に勝ちあがれるだろうか。
出場国決定がまだまだ楽しみだ。
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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