【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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ガーナ監督が日本に警告「甘く見るな」

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

※日本代表戦を小松英之がつぶやきます。次は9月10日(火)のガーナ戦!

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いよいよ今夜、ガーナ戦を迎える。

ガーナ戦を前にメディアを賑わせたのは、いわゆる「ガーナ二軍」報道。エシエン、ボアテング、アサモア、ギャンといった主力が来日しないのだ。だが、ガーナのアッピア監督は「甘く見ないでもらいたい」と警告を発した。そこには、二軍報道をするメディアへの反発以外にも、意地や自信、そして来日した選手たちへの信頼もあるのだろう。

不幸中の幸い?とでもいうべきか、来日を辞退したのは攻撃陣ばかりの選手で、守備陣はベストメンバーがそろっているようだ。チーム全体が二軍構成では強化になりづらいが、せめて守備陣だけでもレギュラーメンバーが入っているのなら、まだ希望は持てる。

しかし、いくらメンバー構成がよくても、ピッチに立つ選手が真剣にプレーしなければ、やはり意味はない。コンディション、モチベーション。この二つはどうだろうか。アフリカや欧州からの長距離移動を余儀なくされ、時差ぼけが解消せぬまま、また戻っていく。そういう中で、どれだけガーナ代表はモチベーション高く戦ってくれるだろうか。

逆にいえば、モチベーションの低いガーナ代表であれば、日本は大量得点で勝利してほしい。メンバーは二軍、実際の試合でもモチベーションの低いプレー、そんなガーナ代表に引き分け、最悪負けてしまったりした日には、メディアやファンから総叩きに遭うに違いない。

いずれにしろ、日本代表は自分たちのやるべきこと、つまり「課題の修正」を行うべきだ。守備は0失点。攻撃は新しい選手との融合からの結果、つまりゴールだ。

個人的にはやはり柿谷に注目したい。グアテマラ戦後、あの本田が珍しく名指しでほめていたし、一緒にプレーしてとても合うようだ。試合を重ねていけばもっとよくなるとも言っていた。その、もっとよくなった事実を我々に見せてほしい。もちろん、それはゴールという形で。

ガーナ戦は今夜、キックオフ。

筆:小松英之 ツイッターはこちら

小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。

サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

【略歴】

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。

【観戦経験】

英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシーマンチェスターC。

リーガ:バルセロナ

セリエ:ユベントス、ローマ。

欧州CL:バルセロナベンフィカ

【中国Cリーグ】

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。

08年 Cリーグ武漢光谷の日系企業スポンサー募集担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

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