今夜グアテマラ戦の課題はただ一つ。それは…
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「明日はここ最近のわれわれの課題を修正するチャンス」
「課題の修正」。
今夜の課題はこれだけだ。そう断言できる。
これはザック監督のグアテマラ戦前日会見のコメントである。
では、「われわれの課題」とは何か。
「守備」であり、「失点」である。
ただし、ザックも選手も言っているように、DF陣だけに注目しての守備ではない。チーム全体としての守備である。そして、結果としての「失点」をどれだけ防げるかである。
今回の代表戦は今夜のグアテマラ、そして来週のガーナ。
強豪ガーナに対してよりも、今夜のほうがいろいろ試す余地がある。
そういう意味で、非常に大事な試合だ。
ザックは吉田を1試合目(つまりグアテマラ戦)に起用した方がいいだろうとコメントしていた。ということは、今夜は吉田が先発するだろう。格下相手とはいえ、ここでしっかり課題を修正してガーナ戦に臨んでほしい。
こう考えると、突き詰めると、今夜の試合の課題は「無失点で抑えることができるか」であろう。これだけだ。全体の守備、そして結果としての無失点。これにさらに攻撃を加えると、ホームで格下相手なのだから、ゴールを奪えないようでは困る。つまり、得点は必須。
そう考えると、無失点で抑え、ゴールを決めて勝つ。
21や32というスコアでの勝利ではなく、10、20、30といったスコアで勝利することが今夜のテーマだ。
ザックは「全体としてのバランスが崩れて失点が増えている」という。
そのあたりに注目しながら、グアテマラ戦を楽しみたい。
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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