大活躍の岡崎に中国人も大興奮
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
ドイツのブンデスが開幕。
今季からマインツへ移籍した日本代表の岡崎が先発。相手は奇しくも昨季の所属チームで、酒井(高)が所属するシュツットガルト。1ゴールを含む活躍でチームに勝利をもたらした。
こういっては何だが、ゴールは岡崎らしからぬ!?テクニカルなゴールだった。後方からのクロスをゴール前でトラップ。そのトラップが決め手だった。しかも、落ち着いてDFの動きを見極めて、ニアにシュートを放った。ボールはDFの股をぬけていった。まるで、香川のようなゴールだった。中国人解説者も「うまい!」「テクニカル!」「このシュートは簡単じゃないですよ」と大興奮だった。
そして圧巻は70分のチームのピンチ。
岡崎はゴールライン上で相手のシュートをクリア。この日、終始素晴らしいセーブを見せていた(2失点目以外は)マインツのGKハインツ・ミュラーから顔をつかまれて賞賛されていた。
中国人解説者は「ビューティフル!」を連発。「得点だけでなく、守備でも見せた!」とこちらも大興奮だった。
90分を通じてのハードワークも相変わらず。前線からの守備にも労を惜しまず、素晴らしい活躍でチームを勝利に導いた。この調子でシーズンを通じてレギュラーをつかみとり、チームも高順位を狙ってほしい。
なお、酒井も先発出場。しかし、岡崎の活躍の前に、この試合ではかすんでしまった。
(筆:小松英之)
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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