リッピ監督とがっちり握手の岡田武史監督「最後まであきらめなかった」
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
小松英之の連載がブログで紹介されました!
※お詫びと訂正
ACL出場圏をリーグ4位以内としておりましたが、今年はリーグ1位と2位、カップ戦優勝チームの3チームがACL参加権獲得。リーグ3位のチームはACLをかけたプレーオフに回るレギュレーションとなっております。大変失礼いたしました。
<岡田杭州>
第11節までの成績…3勝4敗4分 勝ち点13 順位7位
試合後、リッピ監督とがっちり握手した岡田監督。
中国というサッカー新興国の地で中国サッカーの発展に寄与しようとする二人の姿は、とても尊いものに見えた。
試合は予想に反して岡田杭州が善戦。中国リーグのみならず、ACLでも圧倒的な強さを見せ付けている広州相手に01の惜敗。試合後、岡田監督はこう語っている。
「みんな持てる力のすべてを発揮して、チームの精神を見せてくれた。相手はとても強いチーム。それにここ二週間で4試合というのは簡単ではない(リーグ戦以外にカップ戦の試合があったため)。今日チームは試合中にも積極的に走り、少しもあきらめはしなかった。最終的に勝ち点を取れなかったことは残念だが、今後の試合をものにしていくためにも、すぐに気持ちを切り替えて、次の試合を取りに行きます」
前節(リーグ戦)の試合後は「勝ちたいという気持ちが足りない!」と選手に雷を落とした岡田監督。その檄が効いたのか、格上相手に好勝負を演じた。負けはしたものの、チームは失望どころか、自信すら手にしたかもしれない。広州相手にこれだけ戦えたのだから。
カップ戦でも岡田杭州は16強入りを果たした。
ACLへ向けての戦いは続く。
(筆:小松英之)
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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