ベッカムを引退まで導いた思いとは?
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
小松英之の連載がブログで紹介されました!
なぜ?
突然のベッカムの現役引退に衝撃が走った。
しかし、引退発表後、最初のインタビューを見てその理由を知った。
「トップのまま終わりたい」
ベッカムに引退を決意させたのは、この思いのようだ。
トップのまま終わるのか。
身体が怪我や年齢でプレーできなくなるまでプレーするか。
ベッカムは前者を選んだということだ。
事実、ベッカム本人が「僕はまだトップレベルでプレーできる」と語っているし、今季もPSGで欧州CLを戦った。まさに、トップレベルで戦っている。それでも、引退なのだ。もっともっとプレーする姿を見たかったが、とても残念だ。
もっとも、ベッカム自身も「まだまだプレーできるということで、相当迷った」とも語っていた。惜しまれながら、そして自身も惜しみながら、ベッカムはピッチを後にする。
サッカー界のレジェンドとして、今後は違う形で活躍してほしい。
(筆:小松英之)
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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