本田の移籍が加速した証拠?120分フル出場
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
本田を高く移籍させるためには、怪我の状態はもう心配なく、長時間プレーできることを証明する必要があったのか…??
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CSKAの本田はカップ戦のロストフ戦に先発。公式戦としては2試合ぶりの先発となったが、怪我からの復帰後としては初めてのフル出場を果たした。しかも、試合は90分で終わらず延長へ。試合はCSKAが20で勝利したが、本田は復帰後フル出場がいきなりの120分となった。
戦術的理由で交代枠を使い切ったからなのか。
それとも、本田のこの試合でのフル出場は規定路線だったのか。
いきなりのフル出場120分。だが、本田は戦い抜いた。
本田を今夏で高く売るには、怪我の影響がなく、しっかりプレーできることを見せなければならない。そんな思いがスルツキ監督にあったかどうかは不明だが、同監督は「本田は長いプレーする準備ができている」と語りフル出場させた。これで完全復帰としたいのだろう。
本田の今後3ヶ月はスケジュールが過密だ。
ロシアでのリーグ、カップ、日本代表アジア最終予選、そしてコンフェデ杯。それを終えた先には、夏の移籍市場が待っている。移籍が決まれば、新天地でのキャンプやチームへの適応。そして欧州の新リーグ開幕。
どうか、怪我だけは再発させずに、この夏を乗り切ってほしい。
そして、本人が公言するほどのビッグクラブへ…
期待は高まるばかりだ。
(筆:小松英之)
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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