神様がまた本田に試練
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
先日、放送されたあるテレビ番組の中で、本田は語っていた。
「神様、まだおれにトレーニングさせる気やろうか」
昨年の膝につづいて、今度は足首。
本田は怪我に悩まされ続けている。
テレビ番組の中の本田は、あくまで前向きで、周囲の心配をよそに黙々と治療とリハビリに励んでいた。恐らく今もそうなのだろう。
ただし、現在は日本で治療している。前回はスペインだった。ここが違う。当然、母国のほうが勝手がいいだろう。友人も多いだろう。また、都内に滞在しているというから、日本サッカー協会も直接本人に会って状態の確認ができる。これは大きいだろう。
本田がいたから、ヨルダン戦は負けたのか。
決してそうは言いたくないが、しかし、本田がいれば、展開が違っていたとも思える。それだけ、日本代表の中で、戦術的にも、メンタル的にも、そして存在感も、群を抜いているのが本田である。
原技術委員長は「中途半端な状態でロシアに戻っても仕方ない」とコメントしている。日本で徹底的に治療するということだろう。
6月のオーストラリア戦までには、試合勘も含めて、完全回復を願いたい。
(筆:小松英之)
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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