遠藤のPK失敗を責められるか?
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
小松英之の連載がブログで紹介されました!
日本12ヨルダン
オーストラリアがオマーンに引き分けたため、この試合、日本は引き分けでもW杯出場が決まるという状況だった。しかし、敗れた。
02とリードされ、後半、香川のゴールで1点差としたあと、すぐに内田がPKを獲得。キッカーは遠藤。決めれば同点。しかし、ヨルダンGKに止められた。決まっていれば、22にできていた。
遠藤のPK失敗は責められるべきものだろうか?
私は責めることができないと思う。あれは、遠藤を責めるよりは、相手GKをほめるべきだろう。それよりむしろ、日本代表の敗因は他にあった。それゆえ、遠藤を責めることはできない。
他の敗因とは何か?
本田不在?
長友不在?
シュートの消極さ?
アウェイの雰囲気?
選手交代?
私はすべて違うと思う。
では原因は何か。それは、イージーミスだ。
前半で何度もいい形で攻めていたとき。
02とリードされたあと、再び攻撃のリズムが作られてきたとき。
遠藤のPK失敗後、それでも攻め続けてきたとき。
その中で、細かい部分だが、イージーミスが目立った。
簡単にボールを奪われる。
簡単にパスミスする。
ピッチのせいといえば、ピッチのせいかもしれない。
だが、その細かいイージーなミスが、せっかくの「いい流れ」を断ち切っていた。波状攻撃したいのに、自らその波状を壊してしまっていた。
続けて何度もいい形の攻撃を続けていれば、あと一点は取れていたはずである。
だが、結果はもう出てしまった。
気持ちを切り替えるしかない。
次はホームで戦う。ホームでW杯出場を決めることができる。
次こそは、W杯を決めよう!!!
<筆:小松英之>
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