ブラジルとの差はどのくらいあったのか?
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
親善試合 日本04ブラジル
ブラジルと日本の差。
それはそこにあったのか。
どのくらいあったのか。
シュート数やポゼッションのデータによって「スコアほどの差はなかった」という論調も見られるが、果たしてどうだろうか。
本田と香川のコメントには、ある共通点があった。
それは、「最後の精度の違い」である。
ここが、ブラジルと日本の最も大きな差であり、同時に、04というスコアが示す現実であろう。
つまりは、決定力。
ブラジルが「強い!」と思わず思わされてしまうのは、ゴールを決めるその精度だ。確実に、決めてくる。そこに、日本と世界の大きな大きな差がある。
個の能力といってもいろいろあるが、決定力以外では、どうしようもないほどブラジル選手とレベルが違うというわけではないだろう。
チーム戦術としても、日本のチーム戦術が決定的に劣っているとは思えない。
つまりは、「最後のところ」。これは個の力である。ここの差の違いが、そのままスコアになった。そういう試合だった。
この経験は非常に大きい。
なんであんなにしっかり決めれるのか。
なんであんなにあっさり、決められてしまうのか。
それをピッチで肌で感じられたことは、必ず財産になる。
フランス戦の歴史的勝利。
そしてブラジル戦の完敗。
いずれにしろ、素晴らしい欧州遠征となった。
<筆:小松英之>
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