カッサーノが長友に伝授したアシストとシュートの見極め
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
小松英之の連載がブログで紹介されました!
長友は、なぜあそこでパスを選んだか。
フランスとのアウェー戦で歴史的勝利をあげた日本代表(10)。
後半43分という試合終了間際の香川のゴールで歴史を飾ったのだが、その歴史的ゴールを生み出した長友の判断には、実はカッサーノのアドバイスがあったという。
フランス戦。
カウンターから今野がフランスのアタッキングサードに迫ったところで、右に走っていた長友にパス。ボールにタッチした瞬間、長友はGKと1対1になった。
しかし、選択肢はパス。
あのとき、長友の頭にはチームメートのカッサーノの言葉が浮かんでいた。
「ぎりぎりまで味方を見て、それでも出しどころがなければパス」
長友はSBの選手だ。
何が何でもゴールというストライカー型ではない。
しかし、はじめからパスの選択肢でプレーすれば、相手にこちらの動きを簡単に読まれてしまう。だからこその、ぎりぎりまで選択しないというプレーなのだ。
フランス代表からも絶賛された長友。
インテルのレギュラーは、やはり、只者ではない。
<筆:小松英之>
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