内田が伝授「一人で止めるのは難しい」
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
小松英之の連載がブログで紹介されました!
ブンデスで何度もフランス代表リベリと対戦している内田。
その内田が日本代表にリベリ対策を伝授したという。
内田いわく、ともかくリベリは「一人で止めるのは難しい」選手。
確かに、あのスピードとフェイントは世界トップクラス。ならば、守る側も世界トップクラスのDFでなければ難しい。正直、日本代表のDFで世界トップクラスはいない。
だからこそ、内田が「伝授」できる余地がある。
内田がいうのはまず「数的優位」だ。
一人で止めるのが難しいなら、当然、複数で守ることが求められる。
日本の右サイドということで、内田のほかに、CBなら吉田、ボランチなら遠藤。この守備ユニットでリベリを押さえ込む必要がある。
さらに、内田はリベリの「癖」を選手たちに伝授しているようだ。
ドリブラーにはそれぞれ癖がある。メッシ、Cロナウド、ロッベン。それぞれ聞き足、フェイントんぼ種類、時間帯による変化など、いろいろ要素があり、そういう選手の「癖」はVTRを見たスカウトが伝授するだけでは感覚としてつかみにくい。頭で理解すれば止められるといったような甘い世界ではないのだ。
だからこそ、内田のように何度もマッチアップしている選手の「感覚」が大事になる。代表でこれまで何試合もユニットを組んできた、いわば「勝手のわかる」選手同士ならば、スカウトとは違って、感覚を共有しやすい。
リベリをいかに押さえ込むことができるか。これは、いかにフランスの得点チャンスを減らすかに直結する。
フランス戦では、日本の右サイドに注目だ。
<筆:小松英之>
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