文化とは「根付いている」もの
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
小松英之の連載がブログで紹介されました!
10月2日。
リスボンで欧州CLベンフィカ vs バルセロナをスタジアム観戦した。
試合はバルサが20で勝利。
憧れのチームの真剣勝負を、欧州で見れたことは大きい体験となった。(たとえアウェイであったとは言え)
私が見たのはベンフィカのホームスタジアムなのだが、こちら(ポルトガル)でも当然、サッカーは文化である。文化であるのだが、今回、現地で観戦して肌で感じたことは、「根付いている」ということだ。
つまり、文化とはその国、その土地、その地域に「根付いている」ものである。
あの歓声や雰囲気は、決して観客数が多いからという単純な理由ではない。リスボンの市民に根付いているものである。それは、地元のチームであるベンフィカが、地域の住民とともに築き上げてきたものである。
築き上げて、根付かせる。
意識的か無意識かに関係なく、文化が成立するためには、この作業が不可欠である。私のようなビジターは、スタジアムに観戦に行くと、突然それを見せ付けられる。突きつけられる。つまりは、私はサッカーの試合を見ているのだが、同時に、文化を突きつけられ、文化を感じているのである。
翻って、日本はどうか。
中国サッカーはどうか。
やはり、サッカー観戦は欧州に限る。
<筆:小松英之>
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