香川に一喜一憂していては、真実は見えてこない・・・
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
この試合の香川については、「プレミアの洗礼を受けた」だの、「ルーニーが戻ってきたら、香川のポジションは…」など、悲観的な報道やコメントが聞かれた。
3戦連続トップ下で先発出場も、得点に絡めず、後半16分に交代。
試合はペルシーの劇的なハットトリックで逆転勝利したものの、香川個人としては、決して満足いくものではなかったに違いない。
ただ、一喜一憂は禁物だ。
レギュラーに定着できるかどうか、その不安定な状況の中にいるのだから、1試合ごとに香川のパフォーマンスに敏感に反応してしまうのはわかる。今、結果を出すことがとても大事であることも、もちろんだ。
だが、平常心を失ってはならない。
「心は熱く、頭は冷静に」といった監督がいたが、まさにその通りだ。
試合において、しかも極限の状態において、実力を発揮するには冷静さが必要だからだ。
周囲の人間も一喜一憂してしまうが、それが最も無意味であることは、いわずもがな。
<筆:小松英之>
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