欧州CLエースが語る「これこそが運命」
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
「これこそが運命」
そういって最後に笑ったのは、チェルシーのエース・ドログバだった。
後半38分に先制点を許し、もはやこれまでかと思われた同43分にCKを頭で押し込んで同点に。
延長前半5分には、ドログバ自らのファウルで相手にPKを献上してしまう。キッカーはロッベン。ここでも「もはやこれまで」と思われたが、なんと守護神チェフがスーパーセーブ。失点を許さなかった。
そして迎えたPK戦。
チェルシーは1人目のマタがはずして不利に。
バイエルンは3人目までが決めて、三度目の「もはやこれまで」。
しかし、またもチェフだった。
4人目のオリッチのPKを阻止。
すると、バイエルンは5人目のシュバインシュタイガーがはずしてしまう。
後攻のチェルシー。
「これを決めれば勝ち」というシーンでのキッカーは、めぐりめぐってエース・ドログバだった。
「全ての人に謝った。あの敗戦から学んだ」
振り返るのは08年の欧州CL決勝。マンUに敗北。この試合、ドログバは延長後半にファウルで退場となった。試合はPK戦にもつれ込み、自身の代わりに5人目を任されたテリーが失敗してしまったのだ。
本人は否定したが、バルサからもオファーがあったなどと報道され、周囲はにぎやかだ。
来季はどこへ?
<筆:小松英之>
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