【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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中超ウォッチャー001「アネルカの上海vsコンカの広州垣大」

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

小松英之の連載がブログで紹介されました!

中超(中国プレミアリーグ)第4節の上海申花vs広州垣大を観戦した。

このカードは非常に注目に値する試合である。

上海申花は言わずと知れた、元チェルシーでフランス代表のアネルカが所属している。アネルカは今シーズンいまだホームでゴールがなく、サポーター達はアネルカのホームスタジアムでのゴールを心待ちにして集ってきている。

一方、広州垣大は今年、ACLに出場しており、同じグループHに入った韓国の全北現代をアウェイで51で破る快進撃を見せた。A代表がアジアで振るわないだけに、中国のクラブが韓国のクラブを大差で、しかもアウェイで下したというニュースは瞬く間に中国全土に広がり、例年にない注目を浴びることとなった。その強さは元日本代表監督のトルシエ(現中国リーグ・シンセン監督)が「広州垣大はアジアNo1のチーム」と太鼓判を押すほどである。

※ちなみに、同じグループHではタイのブリーラム・ユナイテットが柏、広州に2連勝するという旋風を巻き起こしている。

アネルカ率いる上海申花とアジアナンバーワンの呼び声が上がった広州垣大の対戦。スタジアムもいつになく空席が目立たず、非常に盛り上がった好ゲームであった。

結果はアウェイの広州垣大が強さを見せ付けて10で勝利した。

アネルカほどの注目は浴びていないものの、ブラジルリーグでMVPを獲得したこともあるアルゼンチンの助っ人、コンカが蹴ったFKがゴール前でコースが変わってネットを揺らした。

来週、上海申花杭州へ乗り込んで第5節を戦う。

杭州といえば、岡田監督率いるチームである。

一体どんな試合を見せてくれるのか。

非常に楽しみである。

<筆:中超ウォッチャー小松英之>

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