なぜラツィオ本田は実現しなかったのか
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
移籍市場が閉まった。
ラツィオ本田は実現しなかった。
なぜか。
それは、CSKA側が一歩も交渉を譲らなかった点にある。
本田とラツィオは合意していた。本田は年俸が下がってでもOKとしていた。ラツィオ側も、背番号「10」を約束し、最後の最後まで交渉した。
しかし、移籍金の隔たり約3億円と、支払い条件で暗礁に乗り上げた。
ある報道によれば、ラツィオはフランス代表FWジブリル・シセを売却し、その資金を本田獲得に充てたというが、やはり支払い条件は最後までネックとなった。
CSKAは一括払い、ラツィオは分割払いを要求していた。
だが、この破綻が必ずしも凶と出るとは限らない。
確かにセリエに行けなかったのは残念だが、これでまた、すべてのクラブに門戸が開かれたことも事実である。
今季終了時に、ラツィオを超える名門クラブからオファーがあれば、むしろ今回の破綻は吉だろう。現に、マンUやアーセナル、リバプールなどプレミアからのオファーの報道は絶えない。
本田自身が熱望しているリーガもまだまだ可能性を残している。
今回の破綻が吉と出るような、今季終了後の移籍を願って…。
<筆:小松英之>
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