【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

TFA野口大輔が柏レイソルの中国遠征をサポート!

野口大輔率いるTFAが柏レイソル・ジュニアユースの中国遠征をサポートします!

BEE FOOTBALL SPIRITはトータル・フットボール・アジアを応援します!

「オフザピッチの部分でもうるさいスタッフになっていきます。挨拶、マナー、礼儀。僕達TFAの遠征コーディネートは、環境を創るだけじゃないんです」

total football Asia(以下、TFAと記す)代表の野口大輔は語る。

柏レイソル・ジュニアユースの中国遠征についてはこちらから)

柏レイソルのスタッフの皆さんと、同じ「志」を共有させてもらって選手を育てる立場にもならないといけない。今回TFAが創造する中国遠征で選手に”強く”なってもらいたいですね」

単なる『コーディネーター』ではない、こちらも『指導者』なのだという強烈なプライドと責任感。野口の真骨頂である。

野口にはいい意味で『遠慮がない』。謙遜は大事だが、謙遜のしすぎは無関心を引き起こす。現代社会の感覚からすれば、野口は『おせっかい』と取られかねない。しかし、違う。彼が積極的に子供に関わっていこうとする姿勢は、単なる『口を出しだがる大人』とは転地雲泥の差がある。

成長してほしいと願う純粋な心。

社会に役立つ人材に育って欲しいという情熱。

自分と縁した人を放っておけない優しさ。

そして何より、自身の仕事に対する誇りと使命と責任感。

それが、野口大輔という男の本質である。

この本質を支えているのは、サッカーに対する愛情だ。それは野口のこんなコメントからも読み取れる。

「ボールを一緒に蹴ったらすぐ分かるはず。お互いサッカーでどこ目指してるのか、とかね」

厳しい海外の環境で、サッカーボールひとつで生きてきた彼らしい、力強くそしてたくましい言葉だ。

今回の柏レイソル・ジュニアユースさんとTFAのコラボによる中国遠征。中国のクラブチームとの対戦もあるとのこと。

遠征の無事と成功を願いつつ…

筆者紹介:小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。中国語教師。龍飛中国語会話スクール名誉講師。サッカー専門サイト「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。その他チェルシーマンチェスターC、ユベントスなどの観戦経験あり。

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海シンハや武漢光谷といったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。

08年 Cリーグ武漢光谷のスポンサー募集窓口担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは家にも行ったことがあるほどの仲。張コーチは08年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。

presented by BEE Football Spirit

小松英之【連載】海を越えたピッチからの便り

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