【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

【欧州CL特集】「生涯で最も美しい敗戦」と「勝った方が常に正しい」

サムライブルー応援特設ページを設置!

小松英之ラジオ「BEE Football Spirit Radio」サムライブルー特別配信開始!

日本代表、あの感動をもう一度…

「生涯で最も美しい敗戦」(モウリーニョ

「勝った方が常に正しい」(グアルディオラ

まさに天国と地獄!

【ポゼッション】76%&24%

【シュート数】15本&1本

【パス成功数】555&67

この数字は28日、バルセロナがホームでインテルと戦った数字だ。左の数字がバルサ。これだけ圧倒しながら1得点に留まり、この日の試合は10でバルサの勝利。しかし、2戦合計23でインテルが決勝に駒を進めた。しかも、インテルは前半28分でモッタが退場しており、それ以降は10人だった。

この結果が、冒頭の二人のコメントを引き出した。まさに天国と地獄。敗者は何を言っても敗者。この厳しい現実を、世界最強チームであるバルサが突きつけられたのだ。

この日はバルサの一方的な展開で、インテルにゴールの臭いは全くなかった。そのため2ゴール決めて20で勝利していれば、合計33のアウェイゴール方式でバルサが決勝に進める計算だった。

しかし、インテルの守備は固かった。モッタの退場後、インテルはトップ下のスナイダーを1トップに据え、4—4—1の布陣にスイッチ。そこで光ったのがエトオミリトの両FWだ。献身的な守備で前線から動き回り、バルサの攻撃を封じた。

バルサは頼みのメッシも不発。後半39分にやっとDFピケのゴールであと1点というところまで追い詰めた。残り5分。カンプノウを埋め尽くしたバルサ・サポーターは奇跡の決勝進出を疑わない。

そして、ついにそのときがやってきた。後半ロスタイム。途中出場したFWボージャンのシュートがネットを揺らす。9万6214人の歓声が怒涛のように鳴り響いたが、一瞬にしてそれがため息に変わった。主審は直前にボールを処理したトゥーレにハンドの判定。ノーゴール。

事実上の決勝戦ともいえたこのカードは、インテルが38年ぶりの決勝進出で飾った。決勝はバイエルンvsインテルバルサを倒した勢いでバイエルンを粉砕するか。注目だ。

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