5点取らなければ勝ったといえない
マンUまさかの敗戦!
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セスクを欠いてもこの破壊力!アーセナル!
「作られたチャンスの中で半分くらい入っていれば、10点くらいいったと思う」
この闘莉王の言葉がすべてを表しているだろう。
格下香港相手に30。ベネズエラ戦、中国戦で無得点だったから点が入ってよかったなどという次元ではいられない。
勝ちきらなければならない試合だった。
確かに30で勝った。しかし試合内容からして勝ちきってはいない。せめて50にしなければいけなかっただろう。
選手起用も疑問が残った。できるだけ多くの選手を使いたいという岡田監督の気持ちはわかるが、なぜ先発ボランチに今野なのか。香港相手に守備的に試合を始めてどうするのか。しかも、岡田監督の試合後のコメントでは、稲本を投入してワンボランチにし、遠藤を上にあげてから攻撃にリズムができたと語っている。
解釈として成り立つのは、確かに相手は格下だったが、W杯を見据えて守備的陣形で試合に入るというシュミレーションをした、ということくらいだろうか。
結果以外に、起用法、決定力、ゴールへの姿勢などなど。勝ちきれない原因が山ほど見つかったのが唯一の収穫かもしれない。
筆者紹介:小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。中国語教師。龍飛中国語会話スクール名誉講師。サッカー専門サイト「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。その他チェルシー、マンチェスターC、ユベントスなどの観戦経験あり。
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海シンハや武漢光谷といったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。
08年 Cリーグ武漢光谷のスポンサー募集窓口担当。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは家にも行ったことがあるほどの仲。張コーチは08年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。
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