ベッカム＆デルピエロ 対照的な落選
この日の主役は復帰のフェルナンド・トーレスではなくロビー・キーン！
イグアイン（アルゼンチン）がひとりで4ゴール叩き出してレアル辛勝！
今週、二つのニュースがイタリアそしてイングランドに衝撃をもたらした。W杯予選に望むそれぞれのメンバー発表だ。
イタリアではデルピエロが落選。ここのところリーグで「絶好調」の活躍をしているデルピエロが招集されなかったのにはイタリア国民の多くが驚いた。
リーグで絶好調のデルピエロ
しかし、リッピ監督のコメントを聞いたら一安心。リッピ監督は同選手を招集しなかった理由について、こう説明した。「彼のことは十分知っているので、今回はほかの選手がどれだけ成長したかを見てみたい」
１９日に行われるギリシャ代表との試合が親善試合ということもあり、他の選手にもチャンスを与え、試験的に使ってみるということだ。
一方、同じく代表メンバー発表で衝撃が走ったイングランド代表。ベッカムを召集しなかった理由についてファビオ・カペッロ監督は、
「わたしのメソッドは以前から変わっていない。つまり、所属クラブで試合に出ていない選手は、代表に招集しないということだ。もしロサンゼルス・ギャラクシーがプレーオフに残っていたとしたら、ベッカムを招集しただろう。彼はいい選手だ。ミランでは試合に出ると確信している」
と話した。
今年、イングランドにはベッカムと同じ右MFの位置に「ワンダーボーイ」が現れた。アーセナルに所属し、若干19歳の若さでレギュラーを射止めたウォルコットだ。
そのウォルコットは今年9月10日に行われたW杯予選ｖｓクロアチア戦（アウェイ）でなんとハットトリックの快挙を成し遂げた。ウォルコットのハットトリック
若手の台頭により、このまま代表からはずれてしまうか。
クラブで好調をキープしているデルピエロ。
最近は試合出場がなく、レンタル移籍先のミランでもレギュラーとしてコンスタントに試合に出なければこれからも代表召集が微妙になっているベッカム。
同じ「代表落選」でも、明暗分かれる形となった。
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