日本代表最大のライバルはウズベキスタンか
ドイツW杯で日本代表監督を勤めたジーコがウズベキスタンのクラブ、クルブチの監督に就任することが決まった。ジーコは契約のためにタシケントに向かったという。
そして気になるのは代理人のコメント。代理人によれば、クラブのほかにウズベキスタン代表の監督を補佐する役職を兼務する可能性もある、という。
ウズベキスタン代表といえば、W杯アジア最終予選で日本と同組である。同代表は現在最終予選で2連敗中。9月6日に行われたカタールとの試合では30とホームのカタールに完敗し、9月10日のオーストラリア戦ではホームながら10で破れている。この2連敗が原因で監督が解任された。そして、新しい監督に代わって臨む次の相手は日本代表だ。ウズベキスタンは、これ以上の負けは絶対に許されないという覚悟で日本に乗り込んでくるに違いない。
そんな彼らにとっては非常に大きなニュースに違いない。
元日本代表監督が自国のクラブの監督に就任するというのだから。しかもジーコの日本サッカーに対する理解や情報量や人脈ははんぱじゃない。なにせJリーグ創設前から日本でプレーし、現役を日本で終えて、引退後も監督やスタッフとしてずっと日本サッカーに関わってきたのだから。
もちろん、実際に指揮を取るのは新任監督のカシモフで、サッカーをするのは選手なのだが、しかし日本のサッカーを知り尽くした人物がそばにいるのにこれを利用しないなどということはありえない。
2連敗中といえども、3次予選で見せたあの破壊力はやはり警戒が必要だ。そして、ジーコがウズベキスタンに渡ったことがどれだけ影響するか。10月15日に確かめたい。
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