【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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日本サッカー協会はAFCに問題提議すべきである

日本代表は6日、W杯アジア最終予選初戦でバーレーンとアウェイで対戦した。試合は3—2でものにしたが、チームの中心であるMF中村俊輔遠藤保仁が試合中に観客から緑色のレーザー光線を顔に当てられるという妨害行為を受けていた。日本サッカー協会アジアサッカー連盟(AFC)に抗議する見通しだ。

これもアウェイの洗礼なのか…

試合をTVで観戦していたときは気付かなかったが、後々TV番組で流れた映像を見て初めて知った。映像ではとても鮮明に両選手へのレーザーによる妨害が映し出されていた。

中村俊輔本人も

「FKとPKの時に当てられた。後半も当てられ続けた。こういうことが頻繁にあったら困る」と語っていたほど、試合中執拗にやられたようだ。

しかも、1—0で迎えた前半44分のPKの場面では遠藤がボールをセットした際、その顔にやはりレーザー光線が当てられた。そして、光に気づいた中村と玉田の両選手が主審に抗議。しかしバシール主審は「I know、I know」(分かっている)と答えただけで、それ以上のことは何もしなかった。

日本サッカー協会は、この主審についても問題定義すべきだ。

もしも本当に気付いていたとしたら、気付いているのに規制しないとはどういうことか。これは明らかに妨害である。ピッチに物が投げ込まれるのと変わらないほどの重大さだ。

それにしても、そんな妨害を受けながらも、きっちりとFKそしてPKを決めた中村俊・遠藤両選手には頼もしさを感じる。

それから頼もしさといえば3点目を決めた中村憲剛選手も、だ。オシム監督時代は常にレギュラーだったものの、岡田ジャパンになって海外組が合流してからはベンチスタートが多くなった。それでも、出場すればきっちりとその役割を果たしてチームに貢献してきた。事実、6日の試合では試合終了間際にまさかまさかのあの様な展開(オウンゴールを含む2失点)になってしまった。中村憲剛のゴールがなければ、日本は勝ち点2を落としていたのだ。

日本サッカー協会は映像を証拠に必ずアジアサッカー連盟(AFC)に抗議すべきだ。そして、AFCも必ずバーレーンに対して何かしらの制裁を与えるべきである。そうでなければ、スタンドからのレーザー光線による妨害を認めることになる。

今後の動向を注目していきたい。

筆者紹介:

小松英之(こまつひでゆき)。静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。中国のプロサッカーリーグであるCリーグの観戦多数。

また、中国女子サッカー代表の監督を務め、現在Cリーグの強豪・山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは、家にも行ったことがあるほどの仲。同コーチは今年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。

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