【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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代表監督会見「選手の涙を見たときは…」

ホームでカタールに痛い敗戦。W杯3次予選突破がかなり厳しい状況となった中国代表・フラド監督の試合後会見。

 

 

 

ーーまずは今日の結果について。

 

「前半はとてもいいパフォーマンスをしていました。後半も同じようなサッカーができていたらもっと素晴らしい試合になったことと思いますが。

前半はポストをたたくシュートがあったり、また、PKにならなかったプレーについては誰もその理由を説明することはできないでしょう。いいたいことはいろいろありますが、選手はみなよく戦ってくれました。特に、試合終了後、彼らの涙を見たときは私もとてもつらかったです」

 

 

ーー中国代表には、あとどれだけ3次予選突破の可能性があると考えますか。また今後もこのチームを率いることができるのでしょうか?

 

「確かに我々は今日の試合に負けましたが、しかしあきらめる理由はどこにもありません。あと2試合残っています。どのような結果になろうと、この2試合をきちんと戦い、いいサッカーを見せたいと思います。みなさんも、サッカーに携わる関係者として、最後までこのチームを支えていただきたいと思います。

(代表監督を)続けるのかどうかについては、このチームにとってふさわしくないと考えれば、私は自分から降りるつもりです」

 

 

ーーPKを取ってもらえなかったプレーについてしきりに強調していましたが、あのプレーは前半14分です。まさか監督は、あのプレーひとつで試合が終わってしまったといいたいのでしょうか?

 

 

「前半はそれでもいいサッカーをしていました。後半は焦りが出てしまった。後半にもチャンスを作ったが、焦りからゴールを決められなかった。それでこういう結果になってしまった」

 

 

ーーPKを取ってもらえなかったシーンについては、先ほどVTRでも確認しましたが、やはりどう見てもPKでした。しかし、それは誰が見てもわかるものです。監督として、もっと客観的な分析はありませんか?

 

 

「もちろんあります。たとえば前半のカタール選手の戦い方。前半だけで何回倒れて、何回怪我をしたのでしょうか。また、我々自身の警告の数など、原因はいろいろあります。それは、この後ビデオを見てしっかりと反省したいと思います」

 

 

 

 

 

同じくA組のイラクVSオーストラリアは、ホームのイラクが10でオーストラリアを下した。これによって、中国にはまだ望みがつながった。数字上でいえば、中国はこの後の2試合で連勝し勝ち点6を取れば3次予選突破も十分可能であり、また、2試合で勝ち点4でも他チームの状況によってはまだ可能性はある。

 

フラド中国の奇跡を信じたい。

 

 

 

 

また、オマーンと11で引き分けた日本。もしも敗れていたら、オマーンに勝ち点で並ばれていた。ドローに最も安堵(あんど)したのは、退場処分を受けた大久保(神戸)だろう。

 後半29分、玉田(名古屋)のクロスに飛び込んだ大久保は相手GKのA・ハブシと激突。直後にハブシをけり、一発退場となった。大久保は「股間(こかん)をけられて頭が真っ白になった」。交錯した際にハブシの足が急所を直撃。激痛の中で、足を振り上げたガッツは見上げたもの。しかし、国を代表する選手として許される行為ではない。怒りはプレーで返すのが責務のはずだ。

 大久保は国内でも、審判への暴言やラフプレーが多い。大事なW杯予選で素行の悪さが出てしまった。

 この乱闘騒ぎで相手選手も退場となり、数的不利にはならかった。だが、大久保の軽率な行為が日本を窮地に陥れたのは間違いない。日本サッカー協会田嶋幸三専務理事も「とんでもないことになっていたかもしれない。反省してほしい」と苦言を呈した。 

 

 

編集:中国サッカー魂編集部