日本VSコートジボワール 中国VSヨルダン
サッカーの国際親善試合、キリンカップは24日、4万710人の観客を集めて愛知県豊田市の豊田スタジアムで行われ、日本は10でコートジボワールに勝った。岡田監督が昨年12月に就任してからの通算成績は4勝3分け1敗。
欧州組の長谷部(ウォルフスブルク)松井(サンテティエンヌ)らが岡田ジャパン初先発。01で敗れた3月のワールドカップ(W杯)アジア3次予選、バーレーン戦から先発を大幅に変更した日本は前半21分、長谷部の右クロスを玉田(名古屋)が左足で決めた。
今大会は6月のW杯アジア3次予選4試合に向けた強化試合。日本は27日にパラグアイと埼玉スタジアムで対戦する。
世界でいっせいに代表モードへと切り替わったこの時期。
日本代表はキリンカップにてコートジボワールとパラグアイをホームに迎えての強化試合。岡田監督が「脱オシム宣言」ともいうべき、「おれ流」を打ち出してから最初の試合となった。
後半は防戦一方だったものの、勝利することはできたし、また新たなメンバーが加わってこれまでとは違う日本代表に期待してもよさそうだと感じた。
さて。中国代表である。
25日(日)午後4時キックオフ。場所は上海から車で1時間の圏内にある江蘇省昆山市。この試合は、当然のことながら6月2日敵地にて行われるW杯アジア3次予選・カタール戦を見据えてのものだ。日本のサッカーファンにとっては永遠に忘れられない地、ドーハにて中国はカタールと対戦する。
さて、試合は20で中国がヨルダンを下した。
前半22分。相手のファールで得たPKをMFの高(天津)が決めて先制。
続く後半開始早々の2分にはコーナーキックから李(上海)がヘディングでゴール。20としてそのまま試合は終了した。
今回はテストマッチということもあり、後半に6人の選手を入れ替えるなどさまざまな試みが見て取れた。ともあれ、仮想・カタール相手に20で勝利し、様々な選手も試すことができたのはフラド監督にとってもいい準備ができたのではないか。
日本代表は明日、キリンカップ第2戦のパラグアイ戦を戦い、6月のW杯予選に望む。
一方中国代表はこの1戦のみで、万全を期してカタールと対戦する。
編集:中国サッカー魂