北京は優勝セレモニーしない?リッピは処罰見送りへ
今週末ついに中超の最終節。リーグ優勝は最終節まで持ち越された。
北京が勝って広州が負ければ北京の優勝。それ以外の条件では広州が優勝。広州がやや有利である。
世紀の一戦を前に、報道も過熱している。
北京に関する報道では、中国サッカー協会は優勝カップを北京の試合会場である北京のホームスタジアムに用意するようだ。
広州がアウェイで戦うため、広州が優勝した場合は後日、優勝セレモニーを行う予定だからだ。
ただ、北京国安(クラブ)としては、特に優勝セレモニーを試合当日に行う予定はないとしている。
何より、広州が負けるという条件付きで、自力優勝の可能性はないため、まずは最終節を勝つことに集中しようということだろう。
広州関連の報道では、リッピ監督の暴言についてのニュースがある。
先日、こんな事件が起こったからだ(リッピ発言についてはこちらを参照)
ただ、中国サッカー協会はこれについては処分は課さない方針だという。誰か特定の人物に吐いた言葉ではないからだろう。
さぁ。
報道合戦も過熱してきた。
いよいよ週末だ。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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