【中村祐人】Dialogue with Yuto Nakamura No.12 2 of 5
Dialogue with Yuto Nakamura No.12
January, 2018
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---試合を振り返る前に、 まず怪我について詳しく聞かせていただけますか?
中村「12月のユンロン戦(12/10)の前くらいから、 左ひざに痛みがありました。でも、 とりあえずこのユンロン戦が終われば、 1ヶ月ほど試合がないということで、プレーはしました。ただ、 めちゃくちゃ痛くて…。それでも試合は2- 2の引き分けだったので、 最低限の結果は得られて良かったんですが。ただ、 試合後もなかなか回復しなくて、ずっと痛みがありました」
---痛みが続いていたんですね。
中村「はい。それで、一度、 ある程度まとまったオフ期間があったので、 そこではもう一切トレーニングをせずにいました。ただ、 オフが開けてトレーニングを再開して2日目くらいから、 またすごく痛み出したんです。それで、 病院にMRIを撮りにいきました」
---どのような診断結果だったのでしょうか?
中村「左ひざの外側に、ゼリー状の物体が溜まっている、 とのことでした。水が溜まるのとは違うんですけどね。で、 そのゼリー状のものが、痛みを引き起こしている、と。ただし、 それがすぐに、 じん帯や半月板に悪影響を及ぼすということではなかったので、 様子を見ながら治していこうとなりました」
---ゼリー状のものですか。
中村「はい。とても珍しいケースのようですね。その場では、 注射で散らせるのなら散らしてみようということで、 注射を打ちました。それによって、ほんの少しですが、 そのゼリー状の物体が除去できたんですね。ほんの少しですが。 それで痛みが引いたので、今はその状態です。 痛みが続くようならシーズン終了後にちゃんと治そうということに なっていますが、今のところ、痛みはありません」
--- そのゼリー状の物体が溜まってしまった原因はわかってるんですか ?
中村「それが、よくわかってないんです」
---試合中に激しくぶつけたとか、トレーニングのしすぎ、 或いは、左ひざだけに負荷がかかるような動作が続いたとか、 明確な原因があったわけではないんですね?
中村「ないですね。本当によくわからないんです」
---これまでのキャリアのなかで、 同じような症状を経験したことは?
中村「以前、 右足の甲にガングリオンが出来てしまったことはありました」
※ガングリオン…ゼリー状の物質で形成された、 手や足ににできる腫瘍のこと。
---そうなんですね。
中村「なんか、余計なものが身体に入ってきちゃう、 そういう体質なんですかね(笑)」
続く