【中村祐人】Dialogue with Yuto Nakamura No.08 2 of 5
Dialogue with Yuto Nakamura No.8
November, 2017
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---サザンとの試合、サザンのホームゲームでしたが、Taipo FCは見事1-0で勝利しました。チームの実力的に、中村選手の中で、この試合は十分勝てるという勝算はありましたか?
中村「いや。サザンは力のあるチームで、昨季の順位はうちよりも上ですし、しかも彼らは自分たちのホームではめっぽう強い。だから、Taipo FCとしては決して勝てる自信が十分あったわけではなかったです」
---そんな中、Taipo FCは1-0で勝利しました。前半の44分にPKから得点を決めましたね。これが結果的に決勝点となりました。
中村「この試合は、あそこで先制点を取れたのが本当に大きかったですね。試合中の感覚としては、激しくつばぜり合いをしているような感覚だったんです。お互いが中盤でつぶしあって、なかなかゴール前までいけないような展開でした。サザンはセットプレーでのチャンスを何回か作りましたけどね」
---なるほど。
中村「だから、試合をしていて、これは先制点を奪ったほうが、かなり有利に試合を運べるだろうな、と。そんな中、あの時間帯にPKが取れて先制できた。それでだいぶメンタル的にも有利になりましたね」
---1-0で折り返したハーフタイムでは、どんなことを考えていましたか?
中村「前節の傑志戦で学んだように、ここで引いちゃうと相手を有利にしてしまうな、と。だからあまり引かずに、むしろ積極的に自分たちのペースを握って、早めに2点目を取りにいくんだと思っていましたし、それをチームでも確認しましたね」
---ハーフタイムで、チームの意思統一もしっかりできていた、と?
中村「はい。チームメートからも自然とそういう声が出ていたので、後半はいけるなと感じていました」
続く