リッピの存在感が与える不気味な脅威
中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー
ロシアW杯アジア最終予選グループA
ホームでカタールとスコアレスドロー。その結果、5試合で勝ち点わずか2。
勝ち抜けどころか、プレーオフ進出も苦しくなった中国代表。しかし、リッピが監督に就任したことで、不気味な存在感を放っている。
韓国のあるサポーターは「次はリッピが監督になった中国との対戦。楽しみ」と語っていたが、グループAで戦う他国にとっては楽しみどころか不気味な存在だろう。
なにせ、W杯優勝監督が指揮しているのだ。もちろん、中国代表の実力はグループ最下位といってもいいし、リッピが監督になったから魔法をかけられたようにすぐに強くなるわけでもない。それでも、やはり世界にその名を轟かせる名監督が率いているのだ。今までより警戒心が引き上げられることは確実だ。
果たして、リッピ中国はこのグループでどれだけ上位陣を苦しませることができるのだろうか。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。