【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

中村祐人インタビューin香港メディア(16-17第二節)

中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー

前節の港會戦で1G1Aと大活躍した和富大埔の中村祐人。その中村祐人の試合後のインタビュー記事が香港メディアに紹介された。ここではその要約をお送りする。

タイトルは「サッカー、事業、そして愛情を抱きながら〜和富大埔・中村祐人〜」。

記事の冒頭では中村祐人が香港にやってきた時代を振り返っている。

「初めて香港の地を踏んだ時、中村祐人はまだ22歳にも満たない若者だった。TSWペガサスを経てポルトガルの地に戦いの場を移し、再び香港に戻ってからはシチズン、サウスチャイナ、黄大仙と渡り歩き、和富大埔へとやってきた今季はすでに30歳に近くなっていたが、彼のサッカーを愛する心に変化はない」

そして、今季初ゴールについて触れていく。

「アウェーで港會と戦った香港プレミアリーグ第二節。Yutoは今季初ゴールを挙げた。昨季に比べてかなり速いタイミングでのシーズン初ゴールだ」

中村祐人は移籍一年目のチーム、和富大埔について「チームメイトにも恵まれているので、今シーズンは昨シーズンよりも多くゴールが生まれると思います」と語っている。

そんな中村には昨シーズンから、彼を陰で支える愛妻がいる。また現役選手ながら、香港の地でサッカースクールも運営している。記事ではそんな中村の生活を「事業と愛妻のふたつを抱きながら」と記し、和富大埔へ移籍したことによって住まいからクラブハウスへの移動が遠くなったことについて「問題ありません。移動は遠くなったけど、楽しんでいますから」との本人のコメントを紹介。

そして新たなクラブへの印象として中村は「(和富大埔のある大埔地域は)空気もいいし、環境もいい。スタッフも優しいです。でも何より嬉しいのは熱狂的なサポーターがいること」とコメント。

さらに「クラブのために全力を尽くしたい。僕自身、今シーズンはコンディションがとてもいいです。僕は和富大埔は強豪クラブになるポテンシャルを持ったクラブだと思っています」と、中村の充実した日々が伺える内容でインタビューを締めている。

外国人助っ人として、そして経験豊富な選手として。中村祐人は和富大埔でどこまで羽ばたくのか。本ブログでもその活躍を追っていきたい。

ちなみに、筆者は開幕直後に香港の地にいたが、残念ながら時間の都合で中村選手へのインタビューが叶わなかった。次に直接インタビューを取れる日までの楽しみとしておきたい。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。