代表戦を前にフランス人指揮官はパリでのテロについてどう語ったのか?
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯時」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。
先週、ブータンに12-0で圧勝した中国代表が、グループCで首位のカタールに次いで最終予選に進むため、香港代表と対戦する。
中国代表を率いるのはフランス人指揮官のアランペラン監督。祖国のパリで痛ましいテロ事件が起こり、さぞかし胸を痛めていることだろう。事実、事件発生を受けて家族や友人に安否確認の連絡を取ったが、取材陣に対してはパリの事件については一切触れずに、香港戦への意気込みのみを語った。そのプロとして仕事に向き合う姿勢に、中国メディアからは称賛の声も上がっている。
前回の対戦ではシュート40本を放ちながらスコアレスドローに終わった香港戦。ペラン監督は「ブータン戦での12発で選手たちはゴールの感覚を取り戻したことだろう」と香港戦ではゴールを決めて勝つ自信を覗かせた。
いざ、香港へ。
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