試合前会見で海外組が語る「スペイン文化に溶け込むのは問題なかった」
サッカーコラムニスト松本忠之が「まるでコネクティッドカー」と表現した天才フットボーラー中村祐人
いよいよホームで香港戦を迎える中国代表。
注目はなんといっても唯一の海外組、呈だ。今季からスペイン1部のラージョでプレーしている。
ホームでの香港戦を前に会見に臨んだ呈にはメディアから当然のごとく質問が殺到した。まず、スペインでの様子を聞かれると、過去にポルトガルでプレー経験を持つ呈は「その経験が生かされていて、スペイン文化にもすぐ溶け込めた」と答えた。さらに、所属元だった北京国安への思いを聞かれると、「僕の意思を尊重し、海外移籍を容認してくれた国安には本当に感謝している」と古巣への感謝を述べた。
また、話題が香港戦に及ぶと、「北京国安時代の元チームメートがいるし、また香港代表には海外から帰化した選手もいる。侮れない」と語り、実力差では中国に優位があるものの、「相手へのリスペクトを忘れず、その上で勝ち点3を取りたい」と話した。
呈の活躍に期待だ。