山東の雪辱を晴らせ!北京がアウェイで価値あるドロー!
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国プレミアリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。
また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。
ACL決勝トーナメント1stレグ
北京がアウェイの全北戦を価値ある引き分けで終えた。バタラが85分に同点PKを決めた。
北京メディアはこの引き分けに、
「これでかなり優位な状況で2ndを戦うことができる。北京にとっての最大の敵は油断だ」とまで報じて、この勝利を祝った。
もちろん、簡単ではない。全北はグループリーグで中超の山東と同組だったが、ホームでもアウェイでも4-1のスコアで山東を退けた。特に、山東に乗り込んで4ゴールという破壊力は抜群。山東のDFが今季はゆるいといっても、北京も要警戒だ。
北京が全北を破って、山東の雪辱を晴らすとともに、長年阻まれてきた「Kの壁」をぜひ打ち破ってほしい。
北京隊、加油!
松本忠之(まつもとただゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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