C勢が健闘を見せている今季のACL
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今季もJ勢が奮わないACL。
単純に日程だけの問題ではないだけに、Jの不振は深刻だ。
そんな中、昨季に比べて検討しているのがCリーグ勢だ。
ここ二日間で行われたACLの試合でも、
北京…ホームでCコーストに21で勝利
広州…ホームで全北に31で勝利
貴州…敵地で蔚山に11ドロー
それぞれ、ここまでの3試合の成績は
山東…1勝2分 グループE首位
北京…1勝2分 グループF首位
広州…2勝1分 グループG首位
貴州…2敗1分 グループH最下位
なんと、貴州以外は3チームが今のところ、グループリーグの首位に立っているのだ。
もちろん、勝負はここからだが、上位2チームが決勝トーナメントへいけることを考えると、現在、首位に立てているというのは非常に大きい。そして、以前も書いたが、C勢が決勝トーナメントに上がるためには、二つのうち、どちらかの壁を越えなければならない。
すなわち、JとKの壁である。
現在、JとKに対しても、アウェイで引き分けを勝ち取るなど、いい試合ができている。貴州のここからの奮闘と同時に、このままどうか今季はCから3チームが決勝トーナメントに上がってほしい。
これからも、ACLでの中国勢から目が離せない。
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筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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