ロシア流!?CSKA会長が本田に「本田はミランでは…」
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「信頼するザックに本田について聞いた言葉が重要な決め手となった」
ACミランのガリアーニ副会長の言葉だ。
同クラブで一度、スクデッドを獲得している監督だけに、その言葉にも影響力があるのだろう。リップサービスがゼロではないだろうが、しかし本田のテクニックやフィジカルは試合を見ればわかるが、パーソナルやメンタルの部分は関係者に話を聞くしかない。その点で、ザックは大きな役割を果たしたのだろう。
一方、本田をミランへ送り出したCSKA。
ギネル会長は本田の同クラブでの晩年のプレーに満足していないようで、本田に対して苦言を呈した。さらに、「ミランで成功しないのではないか」と手厳しいコメントまで。「終わりよければすべてよし」というのは日本独自の文化なのだろうか。いや、中国でも移籍する選手へは、通常、メディアでマイナスな発言をすることはない。これはちょっといただけない。
しかし、気にすることもない。
ロシア流の激励方法かもしれない。
活躍するかどうかは本人とクラブ次第。
もはや「以前の所属クラブ」となったCSKAが何をいったところで、それが影響するわけでもない。
本田よ。
ギネル会長を見返してくれ!!
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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