香川の出場機会はなぜ増えたか
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12月1日のアウェイ・トットナム戦でトップ下出場した香川。
試合途中から左にポジションを移し、試合終盤までプレーした。
試合は22で引き分けだった。
香川の出場機会はなぜ増えたか。
それは他ならない、香川のコンディションだ。
あるインタビューでモウリーニョが香川の出場機会が減ったことについて語っていた。「心配ない。そのうち出場するようになる」。これは、そもそも香川の能力なら問題ないということの証明だ。
加えてコンディション。
開幕直後、香川はコンフェデ出場によるチーム合流への遅れがあった。一方、新監督は結果を残さないという焦りがあった。だから、コンディションが万全ではない選手を起用しようとしなかった。モウリーニョが「そのうち」と言っていたのは、能力に問題がない選手なのだから、コンディションさえ整えば「そのうち」出られるとわかっていたのだろう。
欧州CLだけ出場という状況から、リーグ戦でも先発し始めた。
さぁ。いよいよこれからだ。
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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