【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

どこゆくサッカー界のセレブ…中国はあるか

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

小松英之の連載がブログで紹介されました!

年に一回、サッカー選手の長者番付なるものが発表される。

その中には、「そりゃこの人は稼いでるだろうな」という選手の名が見受けられる。ここ数年で言えば、メッシ、Cロナを筆頭に、「名実共に」サッカー界の頂点に立つ超一流選手が上位に名を連ねる。

そんな中、名実の「実」(現在のプレー)では衰えは見せても、「名」(知名度)の部分で長者番付上位にランクインされる選手がいる。

そう、ベッカムだ。

37歳の現在は、もちろん、マンUやレアル時代のような全盛期のプレーは見られない。所属もアメリカのリーグで、欧州3大リーグでもなければ、名門ビッグクラブでもない。

だがしかし、「ベッカム」という名のブランドはいまだに衰えを見せない。

以前、アメリカの投資家と食事を共にしたとき、アメリカ国内でのサッカー人気を尋ねてみたところ、「ベッカムがきてからメディアも取り上げるようになり、徐々に人気が高まっている」といっていたのを思い出す。

日本においては、つい最近も「キングカズ」がフットサル日本代表に電撃参戦したことにより、知名度も露出度も大幅にアップ。(それが原因かどうかは定かではないが)フットサルW杯決勝トーナメント進出という歴史を残した。

このように、「往年の名選手」はいろんな形でサッカー界に貢献できる。ベッカムは現在、オーストラリアリーグへの移籍が取りざたされており、Aリーグでは日本から小野伸二、さらにイタリアからはデルピエロがプレーしている。そこへベッカム移籍となれば、俄然、Aリーグは盛り上がるだろう。

知名度という意味では、中国リーグも負けていない。

アネルカの移籍が口火を切ったCリーグには、なんとあのドログバもやってきたし、選手だけでなく、イタリアからリッピ監督、日本から岡田監督と、指導者もやってきた。未熟なゆえにまだまだ問題の多いリーグではあるが、だからこそ、サッカー界の最先端を行く人たちが大勢やってきて、しっかりとした秩序やルール、常識を築いてもらいたい。

ベッカム知名度は、中国でも例外ではない。

Cリーグに移籍するとなれば、国中で大騒ぎになるのが目に浮かぶ

可能性が少ないことは承知の上。でも…

「来てくれないかなぁ」

<筆:小松英之>

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