マガト監督は日本代表キャプテンの長谷部について…
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
「長谷部は移籍の可能性がある選手のまま」
ボルフスブルクのマガト監督の言葉だ。
これは、下部組織での練習を命じられるという「事実上の戦力外通告」を受けていた長谷部が、トップチームの練習に合流したことから、長谷部の去就が注目され、それについて監督が答えたコメントだ。
それにしても、厳しい世界だ。
マガト監督の元でチームに大きく貢献し、本職のボランチ以外でも、サイドバックや、試合によってはトップ下も務めた長谷部。しかも、前代未聞のGK!!までやってのけた。
これまでの長谷部のチームに対する献身的な態度に対して、今季は事実上の戦力外通告、下部組織での練習という境遇なのだ。
長谷部には過去、移籍のチャンスもあったが、積極的ではなかった。
比較的安定して試合に出られるボルフスブルクでのプレーを望んだ。
(まぁ一部はJクラブからのオファーだったため、その話に乗らなかったという事情もあるが)
なお、長谷部にはイングランドのクラブから注目があったらしいが、今夏中の移籍は難しそうだ。Jからもオファーがあるようだが、今はまだJに復帰する意思はないだろう。
そうなると、少なくとも来年の1月まではボルフスブルクということになる。やっと下部からトップへあがった長谷部に、少なくとも開幕スタメンはないだろう。苦しいシーズンになることは間違いない。
そうなると次に心配になるのが試合勘だ。
日本代表のキャプテンであり、不動のボランチである長谷部に試合勘がないと、今後の最終予選に響く。
まぁ細貝にとってはチャンスだが。
<筆:小松英之>
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