スペイン40イタリアは妥当か?
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
40。
ヨーロッパ選手権の決勝としては、史上初の4点差試合だったそうだ。
スペインにしてみれば快挙。
イタリアにしてみれば屈辱。
ではこのスコアの妥当性はどうか?
内容は40ほど悪くなかったというのが印象だ。
スペインの強さは際立っていた。
ただ、イタリアの運の悪さも際立っていた。
イタリアは負傷者が2名。
しかも、一人は試合開始からほどなく。
もう一人は交代枠を使い切ってから。
前者は試合プランの変更を余儀なくされ、後者は2点ビハインドから追いつかなければならないため、早め早めにカードを切ったことが災いしてしまった。
ドイツを破ったイタリアの試合を見ていれば、誰もが「もしかしたらスペインをも…」と思ったはずだ。
だが、どうしたことか。
中2日というスケジュールのせいか。
それとも、単に不運だったということか。
いずれにしろ、08年ユーロ、10年W杯、12年ユーロと三連覇を成し遂げたスペインが偉大なチームであることは否定のしようがない。
こうなれば、当然、次は14年ブラジルW杯に期待がかかる。
スペインの優勝で幕を閉じたユーロ2012。
燃え尽き症候群にかかったように寂しさがこみ上げるが、寝不足の日々から開放されるという理由でそれを慰めることとする。
そして、来月になれば、欧州各国のリーグがまた再開する。
マンUの香川、ニュルンベルグの清武など、こちらもまた、楽しみなシーズンが始まろうとしている。
<筆:小松英之>
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